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「グローバルEV関連株ファンド(為替ヘッジなし)」が13カ月ぶりの5ツ星獲得

2022-03-11

 モーニングスターでは毎月、運用実績3年以上の国内公募追加型株式投信を対象にレーティングを付与している。2022年2月末時点でレーティング付与対象ファンドは4,569本あり、前月より10本減少した。このうち同月末時点における純資産残高が10億円以上、かつ前月とカテゴリーが同一のファンド(以下、同条件)は3,126本あり、その内訳はレーティング新規9本、上昇194本、変わらず2,734本、低下189本となった。以下、同条件でレーティングが5ツ星に上昇したファンド、及び運用開始から3年が経過したレーティング新規付与ファンドのうち5ツ星を獲得したファンドについて取り上げる。

「グローバルEV関連株ファンド(為替ヘッジなし)」、3年リターンはカテゴリー中上位3%

 レーティングが5ツ星に上昇したファンドは27本ある。今回は三井住友DSアセットマネジメントの「グローバルEV関連株ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:EV革命)に注目したい。モーニングスターレーティングは前月の4ツ星から上昇し、初めて付与された2021年1月末以来13カ月ぶりの5ツ星となった。

 同ファンドは、日本を含む世界の企業の中から、EV(電気自動車)の進化や発展に伴う恩恵が見込まれる企業の株式に投資する。実質的な運用は、スイスのロベコ・スイスが手掛ける。2022年1月末時点のポートフォリオの組入銘柄は44で、国別・地域上位はアメリカ42.1%、フランス12.7%、日本9.7%、組入上位銘柄は、米大手半導体メーカーの『ONセミコンダクター』(組入比率5.0%)、リチウムなどを手掛ける特殊化学品メーカーの米『アルベマール』(同4.5%)、米集積回路メーカーの『アナログ・デバイセズ』(同4.5%)となっている。同2月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は24.58%とモーニングスターカテゴリー「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」平均を12.16%上回り、カテゴリー内上位3%(223本中5位)となっている。

 また、「為替ヘッジあり」も5ツ星を獲得した。2021年1月の付与開始から14カ月目で初めての5ツ星となる。

(図表)「グローバルEV関連株ファンド(為替ヘッジなし)」のレーティングの推移

(図表)「グローバルEV関連株ファンド(為替ヘッジなし)」のレーティングの推移

※期間:2021年1月〜2022年2月
出所:モーニングスター作成

新規付与に5ツ星はなし、4ツ星には「One 国内株オープン(年2回決算型)」

 新規にレーティングが付与された9ファンドに5ツ星を獲得したファンドはなかった。4ツ星は、ETF(上場投資信託)の「NZAM 上場投信 JPX日経400」と、アセットマネジメントOneの「One 国内株オープン(年2回決算型)」(愛称:自由演技(年2回))の2本であった。

 「One 国内株オープン(年2回決算型)」は、国内企業の株式を投資対象とする。マクロの投資環境の変化に応じて投資スタイルを適宜変更し、成長系(グロース系)、割安系(バリュー系)、大型、中小型といった視点から、その時々の局面で最適と思われる投資スタイルを重視した銘柄選択を行う。2022年2月末時点の組入銘柄数は169で、組入上位銘柄は『トヨタ自動車』(組入比率3.60%)、『ソニーグループ』(同3.58%)、『三菱UFJフィナンシャル・グループ』(同2.27%)となっている。同月末時点のマンスリーレポートでは、大型株をコアとして保有する方針に変更はないものの、今年に入って多くの小型成長株が急落して割安感が台頭してきたとして、「短期的には小型成長株の組入れを増やす方針」としている。同月末時点の過去3年間のトータルリターン(年率)は11.20%とカテゴリー「国内大型ブレンド」平均を3.41%上回り、カテゴリー内上位11%(294本中30位)となっている。

 なお、年1回決算の「One 国内株オープン」(愛称:自由演技)は2022年2月に87カ月連続となる5ツ星を獲得した。

〜モーニングスターレーティングとは〜

 モーニングスターでは、3年以上の運用実績を有するファンド(注1)に対して、定量データに基づき5段階のモーニングスターレーティングを付与している。具体的には、あるファンドが同じモーニングスターカテゴリー(「国内大型ブレンド」など)に属するファンド群と比較して、運用効率(シャープレシオ:注2)が高ければ★の数が多くなる仕組みで、最上位は5ツ星(★★★★★)である。レーティングは、直近3年間、5年間、10年間のほか、それらのより長期のレーティングが重視されるよう加重平均した「総合」を公表している。

注1:国内公募追加型株式投信(確定拠出年金向けファンド及びラップ口座専用ファンド、ETF等を含む)が対象。
注2:リスク調整後のリターンを計る指標。2つのファンドが同じリターンであれば、リスク(リターンのブレ幅)が小さい方がシャープレシオの値が高くなる。同様に、同じリスク(〃)であれば、リターンが高い方がシャープレシオの値が高くなる。厳密には、モーニングスターが独自に算出する「モーニングスターリターン」と「モーニングスターリスク」によってリスク調整後のリターンのスコアを測定し、レーティングを付与している。

参考:ファンド詳細ページで表示されている「モーニングスターレーティング(総合)」
ファンド詳細ページで表示されている「モーニングスターレーティング(総合)」

出所:「明治安田 日本債券オープン(毎月決算型)」のファンド詳細ページより抜粋

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