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新興国ニュース



<新興国eye>トルコ、30年までに世界経済力ランキング5位に躍進―スタンダード銀行調査

2019/01/11 11:15

 英金融大手スタンダード・チャータード銀行は9日発表した顧客向けリポートで、世界主要10カ国の経済力ランキングの調査結果を明らかにした。それによると、トルコの名目GDP(国内総生産)が約10年後の30年までに9.1兆ドルに達し、ドイツや日本、ロシアを抜いて上位10カ国中5位に躍進する見通しを明らかにした。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが伝えた。
 
 その根拠として、若年世代の台頭と中産階級の拡大を挙げている。また、中国の名目GDPは64.2兆ドルとなり、米国を抜いて世界1位になると予想。特に上位10カ国中、新興国が7カ国(中国、インド、インドネシア、トルコ、ブラジル、エジプト、ロシア)に達し、英国やイタリア、フランスが圏外となる。インドも名目GDP伸び率が20年代に7.8%増に加速し、米国を抑えて3位、また、インドネシアがトルコを押さえて4位となると予想している。
 
 スタンダード銀行は購買力平価と名目GDPで主要10カ国の経済力を試算しており、中国のGDPの世界シェアは30年までに35%と、ユーロ圏と米国の合計シェアと一致する見通し。ただ、中国は世界1位となるが、GDP規模の拡大に伴い30年までに成長率は5%増に鈍化する見込み。
 
 世界上位10カ国の内訳は、1位が中国(名目GDP64.2兆ドル)、2位はインド(同46.3兆ドル)、3位は米国(同31兆ドル)、4位はインドネシア(同10.1兆ドル)、5位はトルコ(同9.1兆ドル)、6位はブラジル(同8.6兆ドル)、7位はエジプト(同8.2兆ドル)、8位はロシア(同7.9兆ドル)、9位は日本(同7.2兆ドル)、10位はドイツ(同6.9兆ドル)となっている。
 
<関連銘柄>
iS新興国<1362.T>、上場MSエマ<1681.T>
 
(イメージ写真提供:123RF)

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