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<新興国eye>トルコ1月CPI、前年比20.35%上昇―一過性要因が押し上げ

2019/02/06 11:15

 トルコ統計局が4日発表した1月CPI(消費者物価指数、03年=100)は前年同月比20.35%上昇と、18年12月の同20.30%上昇をやや上回った。ただ、3月以来8カ月ぶりの改善となった11月の同21.62%上昇や、市場予想の20.59%上昇を下回った。
 
 統計局によると、最も高い伸びとなったのは食品・清涼飲料水の前年比30.97%上昇(前月比6.43%上昇)だった。しかし、市場では1月CPIの結果について、食品物価の加速は一時的なものに終わる可能性があり、インフレは今後数カ月にわたり減速するとみている。同国のCPIは18年8月時点では同17.9%上昇だったが、同9月に一気に24.5%上昇に伸びが加速。同10月にピークに達していた。
 
 市場では19年12月末時点のCPIの見通しを平均で16.38%上昇(レンジは13.5%−19.8%の上昇)としている。
 
 一方、トルコ中央銀行は1月30日に発表した最新の四半期インフレ報告書で、19年のインフレ見通しを従来予想の15.2%から14.6%へ、0.6ポイント引き下げた。また、20年末時点で8.2%上昇、21年末で5.4%上昇、中期的には物価目標(5%上昇)で安定すると予想している。
 
 市場では、中銀はインフレが急速に減速し始める今年半ばごろまでは現行の金融引き締めのスタンスを維持し金利引き下げはそれ以降になるとの見方が出ている。
 
<関連銘柄>
iS新興国<1362.T>、上場MSエマ<1681.T>
 
(イメージ写真提供:123RF)

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