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新興国ニュース



<新興国eye>トルコ財務相、インフレ・景気に楽観的な見通し示す

2019/05/15 10:00

 トルコのベラト・アルバイラク財務相は12日、米ニュース専門放送局CNN傘下の地元放送局CNNトルコのインタビューで、インフレ見通しについて、「インフレ率は今後数カ月で顕著に低下する。その一方で、雇用率も一段と上昇し、トルコ経済は拡大する」とインフレや景気の先行きに楽観的な見通しを示した。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが13日伝えた。
 
 これより先、トルコ統計局が3日発表した4月のCPI(消費者物価指数)は前年比19.50%上昇と3月の同19.71%上昇や2月の同19.67%上昇、また、市場予想の同20.25%上昇を大幅に下回り、改善。さらに、コアCPIも3月の同17.53%上昇から同16.30%上昇に鈍化している。
 
 また、同相は、「インフレ率はすでに減速トレンドに転換した」と指摘し、その上で、「19年末までにインフレ率は一段と良い結果になる」と述べている。
 
 政府が18年9月に発表したインフレ見通しでは、19年が15.9%上昇、20年は9.8%上昇、21年は6.0%上昇と予想している。一方、トルコ中銀が4月30日に発表した最新の四半期インフレ報告書では19年末時点のインフレ率は中心値で14.6%上昇(レンジは11.9%−17.3%上昇)、20年末は同8.2%上昇(5.1−11.3%上昇)、21年末は5.4%上昇と、政府予想よりかなり低めになっている。
 
 その上で、アルバイラク財務相は「市中金利は18年9月の経済危機時の40%から現在は20%にまで低下したが、インフレの減速により、市中金利は今後、さらに低下する」との見通しを示した。
 
<関連銘柄>
iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
 
(イメージ写真提供:123RF)

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