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新興国ニュース



<新興国eye>トルコ西部に独フォルクスワーゲンが新工場建設か

2019/06/28 11:05

 独自動車大手フォルクスワーゲンは新工場の立地点としてトルコを最終的に選択したもようだ。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが27日伝えた。
 
 これは独経済紙ハンデルスブラットが最初に報じたもの。これまで立地点候補として、トルコを含めた東欧5カ国が検討されたが、最近ではトルコとブルガリアの2カ所に絞り込まれていた。19日、フォルクスワーゲンのハーバート・ディエスCEO(最高経営責任者)がトルコを訪問し、首都アンカラで、トルコのエルドアン大統領ら政府関係者とインフラ問題について詰めの協議を行っている。
 
 トルコの立地先としては同国西部のエーゲ海沿岸のイズミル県と隣接するマニサ県が有力となっている。トルコ工場ではフォルクスワーゲン傘下のスペイン自動車大手セアトのSUV(スポーツ用多目的車)「アテカ(Ateca)」や同じく傘下のチェコ同業大手シュコダ・オートのSUV「カロック(Karoq)」などの生産も検討されている。新工場は22年に稼働を開始し、生産能力は年間30万台、雇用者数は約5000人。建設投資額は13億−20億ユーロ(約1592億−1450億円)に達するとしている。
 
 フォルクスワーゲンは19年初め、ドイツ国内の工場で電気自動車を生産すると発表した。その際、トルコを含めた東欧の工場にガソリンやディーゼルを動力源とする既存の自動車の数車種の生産を移転する方向で検討する考えを示していた。
 
<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
 
(イメージ写真提供:123RF)