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新興国ニュース



<新興国eye>トルコのレジャー航空サンエクスプレス、米ボーイング「737MAX」を追加発注

2019/11/21 12:40

 国営トルコ航空(THY)と独ルフトハンザドイツ航空の合弁会社でレジャー・リゾート路線専門の格安航空会社サンエクスプレス(本社・トルコのアンタルヤ)のイエンス・ビショフCEO(最高経営責任者)は18日、中東のUAE(アラブ首長国連邦)ドバイで開かれている航空ショー(17−21日)で、19年3月から航空各社への納入と機材の使用が禁止されている米航空・宇宙大手ボーイング製最新鋭小型ジェット旅客機「737MAX」シリーズの「MAX8」を10機追加受注したことを明らかにした。地元紙デイリー・サバ(電子版)などが伝えた。
 
 これはサンエクスプレスが14年に32機を発注した際のオプション契約に基づいて追加発注したもので、カタログ価格(値引き前の表示価格)は12億ドルとなっている。サンエクスプレスは32機発注しているが、まだ1機も納入されていない。また、親会社のトルコ航空は75機の737MAXを発注し、このうち、12機が3月の使用禁止前に納入を完了している。
 
 現在、米連邦航空局(FAA)は、3月10日に起きたエチオピア航空と18年10月のインドネシア・ライオン航空機の墜落事故がいずれも737MAXを使用していたことを受け、3月中旬以降、米国内での737MAXの使用や納入を禁止している。これに対し、ボーイングは墜落事故直後から同型機の飛行制御システムに関連したソフトウエアの不具合を修正する作業を進めており、最近では修正ソフトのフライトシミュレーター試験を完了した段階となっている。
 
 今後の見通しについて、同社は11月11日、早ければ12月にFAAからソフトウエア認証が得られれば、同型機の航空各社への納入・使用禁止命令も解除され、また、20年1月中に同型機の認証飛行試験と新しいパイロット飛行訓練が完了を経て運航が再開できるとの見通しを示している。
 
<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
 
(イメージ写真提供:123RF)