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ファンドニュース



楽天証券、セゾン投信が投信の「定期売却サービス」を発表、ありがとう投信は拡充

2019/12/17 19:45

 楽天証券は17日、投資信託の「定期売却サービス」を29日から始めると発表した。投資家は、保有する投資信託を運用しながら、自動売却により毎月少しずつ現金化することが可能となる。自動売却の方法には、一定の金額、比率、口数に基づくものあるが、毎月決まった比率で売却する「定率指定」は主な証券会社で初めてとなる。高齢化により定年退職後の資金ニーズが一段と高まる中、年金を補完する役割が見込まれている。

 同社で積み立てられる約2500本が対象。投資家は定期売却する投資信託と売却方法を指定する。「定額指定」は毎月売却する金額を、「定率指定」は保有口数に対する売却率を指定する。最終受取年月を指定し、保有口数を最終受取年月までの回数で除して、毎月の売却口数を指定する「期日指定」もある。「定額指定」は1000円以上1円単位、定率指定は1%以上0.1%単位で指定できる。複数のファンドを指定することも可能で、例えば、定率指定において、Aファンドは毎月1.5%、Bファンドは毎月2.0%などと指定できる。

 老後の資金需要の高まりを受けて、保有資産を「定率」で取り崩す考え方が広がっている。資産価格の水準にかかわらず取り崩す「定額」と比べて、「定率」は資産価格が低いときには取り崩し額も減少するため、資産価格の目減りを抑制でき、運用期間を少しでも延ばすことが可能となる。老後が長期化する中で、従前より運用してきた資産の運用を継続しながら、計画的に取り崩す要請に応えるものとされている。
 
 ありがとう投信も17日、定期換金サービスを拡充し、従来の定額換金プランに加えて、定率換金プランを開始したと発表した。年1回の指定月に投資家が選択した定率(2、3、4、5%)で同社が運用・販売する「ありがとうファンド」を換金することができる。
 
 セゾン投信も17日、20年春を目途に定期売却サービスを開始すると発表した。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」を対象ファンドとして、一定の口数を売却して毎月または隔月で現金を受け取る「定口売却」と一定の金額で売却する「定額売却」を提供する。

 国内公募追加型株式投信では、18年に分配金を定率で払い出すタイプのファンドが登場。19年11月末時点では8シリーズ16本あり、純資産残高の合計は358億円となっている。