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ファンドニュース



ステートのETF「SPLG」がベンチマーク変更、S&P500連動でコスト最安に

2019/12/25 15:55

 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは20年1月24日に、米国上場ETF(上場投資信託)の「SPDR ポートフォリオ米国大型株式 ETF」(ティッカー:SPLG)のベンチマークをS&P500種株価指数に変更する。

 従来はSSGA大型株式指数を用いていたが、S&P500種株価指数に変更することで同指数をベンチマークとする競合のETFに対抗する。なお、ファンド名も「S&P 500」を含めた名称に変更する。

 S&P500種株価指数に連動する同社のETFとしては、純資産残高が11月末時点で2891億ドル(約31.6兆円)と全米最大の「SPDR S&P 500 ETF」(SPY)がある。SPYは高い流動性が特徴で、主に機関投資家の売買で使用されることも多いETFだが、日本の信託報酬にほぼ相当するエクスペンスレシオが0.09%と、競合と比べて高い。同じ指数に連動するETFのエクスペンスレシオとしては、バンガードの「バンガード・S&P 500 ETF」(VOO)が0.03%、iシェアーズの「iシェアーズ・コア S&P500ETF」(IVV)が0.04%と、0.05%を切る水準まで低下している。

 こうした中、SPLGのエクスペンスレシオは0.03%と最安水準で、今回の変更によりベンチマークをS&P500種株価指数とするETFの中ではVOOに並びトップのコスト競争力を有する商品となる。

 同社ではこれまでも、金価格連動の代表的なETFとなる「SPDR ゴールド・シェア」(GLD)を04年から提供する一方、より低コストの金連動ETFとして「SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト」(GLDM)を18年に設定するなど、高い流動性が特徴の既存商品とは別により低コストの商品を投入する戦略を用いている。

 なお、記事中のETFは全て国内証券で取り扱いがある商品となる。