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ファンドニュース



「netWIN」シリーズ、残高5000億円突破が視野、Bコースの10年リターンは国際株式型で2位

2020/01/11 10:00

 「netWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンド」シリーズの残高拡大が続いている。為替ヘッジありのAコースと為替ヘッジなしのBコースの2本を合計した19年12月末時点の純資産残高は4669億円(Aコース1147億円、Bコース3521億円)で設定(99年11月)来で最高となっており、5000億円突破が視野に入っている。
 
 同シリーズは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが運用し、インターネット業界の成長による収益拡大が見込まれる米国企業の株式を主要投資対象とする。設定後の純資産残高(Aコース、Bコース合計)の推移をみると、設定間もない2000年2月末に1550億円となった後、ITバブルの崩壊もあり減少。リーマンショックに見舞われた08年12月には44億円まで落ち込んだ。200億円台にあった2016年から現在に繋がる残高増加が始まり、2019年末は15年末比で約17倍に拡大している。

 長期のパフォーマンスは良好だ。残高の大きなBコースの19年12月末時点の10年トータルリターン(年率)は16.04%とモーニングスターカテゴリー「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」平均を3.67%上回り、同カテゴリー21本中2位。また、幅を広げて10年以上の運用期間を有する国際株式に投資するアクティブファンド268本(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く、通貨選択型も除く)の中でみても2位となった。19年11月末時点のポートフォリオに占める市場別構成比をみるとテクノロジー関連銘柄のウエイトの高いNASDAQが74.6%を占める。NASDAQ総合指数は19年12月までの過去10年間で約4倍となり、上昇率はNYダウ、S&P500種株価指数のほか、日本、欧州そして新興国の株価指数の上昇率を大幅に上回っており、同シリーズの長期的なパフォーマンスの支えとなっている。

 なお、カテゴリー「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」及び国際株式に投資するファンド268本の10年リターントップは野村アセットマネジメントの「米国NASDAQオープンBコース」(16.34%)であるが、19年年間の資金フローをみると、「米国NASDAQオープンBコース」が4億円の純資金流出。一方、同シリーズのBコースは410億円の流入と、10年以上の運用期間を有する国際株式に投資するアクティブファンドの中で3位(18年はトップ)となっており、投資家の関心は高い。

 同シリーズは2月29日に名称を「netWIN GS テクノロジー株式ファンド」に変更する。設定からの20年間で、インターネット関連企業がインターネットだけでなく広くテクノロジーの分野に進出するなど投資対象市場の変化を考慮した。ただ、投資家の理解を高めるのが目的で、米国の情報技術セクターを中心とする実質的な投資対象に変更はないとしている。