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新興国ニュース



<新興国eye>トルコ2月CPI、前年比12.37%上昇―1月から0.22ポイント加速

2020/03/06 11:05

 トルコ統計局が3日発表した2月CPI(消費者物価指数、03年=100)は前年比12.37%上昇と、1月の12.15%上昇を0.22ポイント上回り、4カ月連続で加速。19年8月の15.01%上昇以来の高水準が続いている。ただ、市場予想の12.70−12.77%上昇には及ばなかった。
 
 調査品目のうち、前年比で最も高い伸びとなったのは、アルコール飲料・たばこの40.15%上昇(前月比は1.34%低下)で、以下、その他商品・サービスの16.44%上昇(同0.85%上昇)、住居費(電気・ガス・水道・家賃など)の15.31%上昇(同0.48%上昇)、教育の14.23%上昇(同0.86%上昇)、ヘルス(医療)の13.58%上昇(同2.03%上昇)、ホテル・カフェ・レストランの13.45%上昇(同0.82%上昇)などとなっている。
 
 全体指数から値動きの激しい食品やエネルギーなどを除いたコアCPI(グループC)も前年比9.97%上昇と、1月の9.88%上昇を上回り、4カ月連続で伸びが加速した。
 
 政府は19年9月30日に発表した20−22年の中期3カ年経済計画で、20年のインフレ率を8.5%上昇、21年は6%上昇、22年は4.9%上昇と予想している。
 
 他方、トルコ中央銀行は1月31日に発表した最新の四半期インフレ報告書で、インフレ率は期待インフレ率の改善や中銀の金融政策スタンスを反映し、20年末時点で前年比8.2%上昇、21年末には同5.4%上昇と減速すると予想した。予測レンジは20年が6.2−10.2%上昇(平均で8.2%上昇)、21年が3.0−7.8%上昇(同5.4%上昇)。また、同報告書は、「中期的にはインフレ率は約5%上昇の水準で安定する」としている。
 
<関連銘柄>
iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
 
(イメージ写真提供:123RF)