youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>トルコ政府系投資ファンド、大手国営3行に資本注入へ―新型コロナ危機対策で

2020/05/14 10:35

 トルコ政府系投資ファンド「トルコ・ウェルス・ファンド」(TWF)は11日、中国で発生した新型コロナウイルス(COVID−19)のパンデミック(感染症の世界流行)による国内金融機関への悪影響を緩和するため、大手国営銀行3行に対し、計210億トルコリラ(約3220億円)の資本注入を行う方針を明らかにした。地元紙デイリー・サバ(電子版)が伝えた。
 
 資本注入は、ジラート銀行とハルク銀行、バキフ銀行の国営大手3行の自己資本を増強することによりコロナ危機による不良債権の発生などの悪影響を緩和し、銀行の経営の健全性を確保するのが狙い。3行のうち、TWFはすでにジラート銀行の全株式を保有しているほか、ハルク銀行の過半数の株式を保有している。また、バキフ銀行については今回の資本注入により、株式の一部を保有することになる。
 
 政府は、新型コロナウイルス感染症がピークを過ぎ、感染者数が急減する一方で、感染からの回復者が増えていることを受け、5月末から新型コロナ対策の社会的規制や経済抑制策を緩和し、経済活動を再開する。また、早ければ5月15日から航空各社による国内便の運航も再開する見通し。
 
<関連銘柄>
iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
 
(イメージ写真提供:123RF)