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新興国ニュース

<新興国eye>インドネシア経済調査機関、景気回復は21年半ばと予想―新型コロナワクチン入手を前提

2020/08/28 12:30

 インドネシア経済金融開発研究所(INDEF)のエコノミスト、イマム・スゲマ氏は25日の講演で、同国経済の回復見通しについて、「新型コロナワクチンが21年初めに間に合えば、インドネシア経済は21年半ばに回復する」と述べ、景気回復はワクチンの利用開始に強く依存するとの見方を示した。地元アンタラ通信(電子版)が27日、伝えた。
 
 同氏は、「ワクチンの利用が確実になれば、起業家や製造業も生産を需要の拡大に見合う形で本格的に再開させる確証が得られる」としている。その上で、同氏は、「21年のGDP(国内総生産)はパンデミック(感染症の世界的流行)前の19年の5.02%増を上回る可能性が高い」とした。
 
 INDEFでは、政府の約357兆ルピー(約2.6兆円)の財政刺激策の60%が実施されれば、20年末時点のGDPをマイナス0.53%−マイナス0.14%、また、21年の成長率を2.54%−3.77%と予想している。これは政府予想の4.5%−5.5%を下回るが、スゲマ氏はワクチンの利用が21年早々に可能になれば、19年を超えるとし、事実上、21年の予測を上方修正した。
 
 一方、アイルランガ・ハルタルト経済調整相は26日、国営製薬大手バイオファーマが開発した新型コロナワクチンについて、3000万回分の利用が20年末までに可能になるよう目指したい考えを示している。
 
<関連銘柄>
アジア債券<1349>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>、iSエマジン<1582>、アセアン50<2043>
 
(イメージ写真提供:123RF)