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ファンドニュース

「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」が純資産残高トップに浮上、1兆円も視野

2021/01/19 13:12

 日興アセットマネジメントの「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」(愛称:イノベーティブ・フューチャー)が国内純資産残高最大のファンドに躍り出た。15日に純資産残高9761億円となり、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」を抜いて国内公募追加型株式投信(ETF除く)でトップとなった。設定から1年半余りにして1兆円の大台が視野に入っている。

 同ファンドは、日本を含む世界の企業の中から、既存の技術やノウハウの価値を破壊して、全く新しい商品やサービスを生み出す「破壊的イノベーション」を起こし得ると判断した企業の株式に投資する。銘柄選定に際しては、米国のアーク・インベストメント・マネジメント・エルエルシーから助言を受ける。販売会社は、みずほ銀行とみずほ証券。

 純資産残高は、設定日(2019年6月28日)に1135億円でスタートした後、コロナショック時の2020年3月に落ち込むこともあったが、概ね右肩上がりで拡大。5000億円以降について、節目を突破するのに要した日数をみると、5000億円から6000億円が60日、6000億円から7000億円が36日、7000億円から8000億円が14日、8000億円から9000億円が12日と短期化し、増加ペースが加速している。

 純資産残高拡大の要因は組入銘柄の株価上昇と純資金流入額の増加だ。2020年11月末時点の組入銘柄数49のうち、組入比率上位10銘柄の2020年の株価上昇率をみると、組入比率トップ(9.2%)の米電気自動車メーカー『テスラ』の743%(約8.4倍)、モバイル決済を手掛ける米国の『スクエア』の248%(約3.5倍)を始め、実に7銘柄の株価が倍以上に上昇。これを受けて、同ファンドの2020年のトータルリターンは125.85%となり、国内公募追加型株式投信(ETF除く)でトップとなった。

 足元の純資金流入額の推移をみると、2020年9月65億円、10月125億円、11月125億円ときて、12月は328億円。流入超過額は前月比2.6倍となり、国内公募追加型株式投信(ETF除く)全体でも第5位となった。

 純資産残高が9000億円を突破したのは今月8日。今月内に1兆円に到達する可能性がある。