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ファンドニュース

国内REITファンドが回復基調、直近6カ月間のリターンは株式型上回る

2021/03/31 17:54

 国内REITファンドのパフォーマンスの回復基調が強まっている。モーニングスターの大分類に基づいて国内REIT型ファンドの21年2月末時点の過去3カ月間のリターンを見ると15.76%となり、国内株式型ファンドの6.23%を大きく上回っている。また、米国を始めとした世界的な株高を背景に投資家の関心が集まる国際株式型の10.12%も上回っている。一方、国内REIT型の同月末時点の過去1年間のリターンは▲0.24%と、国内株式型の31.71%、国際株式型の26.24%を大幅に下回っており、国内REIT型ファンドのパフォーマンスが足元で急回復していることが窺える。

 国内REITファンドのパフォーマンス回復を支えているのは、国内REIT市場の復調だ。東証REIT指数は26日に2003.14となり、2020年3月6日以来1年ぶりに2000ポイント台を回復した。同指数はコロナショック時にホテルやオフィスセクターを中心に急落した後、冴えない動きが続いていたが、年明け以降は上昇基調にあり、30日時点の年初来の騰落率は12.93%と日経平均株価の7.25%を上回っている。

 日経平均株価が30日時点でコロナショック前の2020年2月末比で4割近く高い水準にあるのに対して、東証REIT指数は同月末とほぼ同じ水準にとどまっており、国内REIT市場には依然として出遅れ感が残る。とはいえ、先行き不透明感も強い。コロナウイルスの接種拡大、日銀の金融緩和の継続、米国の追加経済対策を受けた景気回復期待を背景に、国内REIT市場には回復期待があるものの、テレワークの浸透がオフィス需要に及ぼす影響や世界的な観光需要の行方などは予測しづらい。国内REIT型ファンドのパフォーマンス回復が継続するか注目したい。