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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ9月CPI、前年比19.58%上昇に加速―市場予想上回る

2021/10/08 12:00

 トルコ統計局が4日発表した9月CPI(消費者物価指数、03年=100)は前年比19.58%上昇と、8月の19.25%上昇や7月の18.95%上昇から4カ月連続で伸びが加速し、市場予想の19.65−19.7%上昇を上回った。伸び率は19年2月(19.67%上昇)以来2年7カ月ぶりの高さ。学校再開による教育や家具・生活用品の大幅上昇が全体を押し上げた。
 
 同国のCPI伸び率は18年10月に前年比25.24%上昇と、25%を突破した。それ以降は政府のインフレ対策や中銀による大幅な金融引き締め政策により低下し始め、19年10月には8.55%上昇と、16年12月(8.53%上昇)以来2年10カ月ぶりの低水準となったが、パンデミックの悪影響が強まった20年の5月はサプライチェーン(部品供給網)の寸断により、11.39%上昇、6月も12.62%上昇)と、2カ月連続で加速。パンデミックが一服し、サプライチェーンが正常化したことを受け、7月は11.76%上昇に鈍化したが、11月(14.03%上昇)以降、伸びは加速傾向にある。
 
 全体指数から値動きの激しい食品やエネルギーなどを除いたコアCPI(グループC)も前年比16.98%上昇と、8月の16.76%上昇を上回り、5月(16.99%上昇)以来4カ月ぶりの高い伸びとなった。パンデミック前の20年1月の9.88%上昇を大きく上回っており、依然高い伸びとなっている。
 
 政府が9月6日に発表した22−24年の新中期3カ年経済計画では、インフレ率の見通しは21年末時点で16.2%上昇と予想した上で、22年末時点は9.8%上昇、23年末時点は8%上昇、24年末時点は7.6%上昇を予想している。
 
 他方、トルコ中銀は7月29日に発表した最新の四半期インフレ報告書で、21年末時点のインフレ見通しを14.1%上昇、22年末時点の見通しも7.8%上昇、23年末時点では物価目標の5%上昇に収束すると予想している。
 
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上場MSエマ<1681>
 
(イメージ写真提供:123RF)