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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、米早期利上げ観測後退を好感し3週ぶり反発=BRICs市況

2021/11/08 12:15

 前週(1−5日)のブラジル株式市場は5日のボベスパ指数が前日比1.37%高の10万4824.2、週間ベースでは10月29日終値比1.28%高となり、3週ぶりに反発した。2日は「万聖節」の祝日のため、休場だった。
 
 週明け1日の指数は反発して始まり、2日休場をはさんだ3日も値を上げ、続伸した。
 
 1日は、前週までの下げ相場が一服し買い戻しが入ったことや、欧米株高が指数のサポート材料になった。
 
 3日は、FRB(米連邦準備制度理事会)がFOMC(米連邦公開市場委員会)で早期利上げを否定、米株市場が上昇したことが好感され、買いが優勢となった。
 
 4日は反落。政府がエイド・ブラジルの拡充(22年12月までに1世帯当たり月400レアルを1400万−1700万世帯に支給)に必要な300億レアルの追加財政支出を可能にする、憲法補足法(PEC)修正法案が下院で可決されたことを受け、財政悪化とインフレ上昇の懸念が広がり、売り優勢となった。
 
 週末5日は反発。前日の相場下落が一服し、買い戻しが入った。
 
 今週(8−12日)の株式市場は、国内外のデルタ株感染拡大の動向や、欧米やアジアの市場動向、原油・ガスなどの国際商品相場の動向、政治動向、社会保障の拡充に伴う財政規律問題も注目される。主な経済指標の発表予定は8日の10月ジェトゥリオ・バルガス財団IGP―DIインフレ指数(全国卸売物価指数)や10日の10月IPCA(拡大消費者物価指数)、11日の9月小売売上高など。
 
(イメージ写真提供:123RF)