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投資信託講座

あなたの老後をイメージしましょう

 あなたの老後資金は足りますか?

■ 年金だけでは足りない?


 「人生100年時代」では、60歳以降の退職後の生活プランは、一人ひとり違うものです。100人いれば100通りのライフプランができます。また1世帯においても、何通りもライフプランが考えられるものです。

 しかしながら、独立行政法人労働政策研究・研修機構「平成26年度 60代の雇用・生活調査」によると、高齢者が働く理由は、経済上の理由が男性63.7%、女性52.0%と過半数を超える人たちが、やむを得ず働いていることが分かります(図1−7)。生きがいを追い求めたり、時間を有効に活かしてボランティアや趣味など好きなことをやったり、自身で老後の人生を選択できる人たちは非常に少ないのが現状です。

■ あなたの老後をイメージしてみましょう!


 総務省の家計調査年報では、世帯別の消費支出額を公開しています。この調査の中から「高齢夫婦無職世帯の家計収支」(平成30年)(図1−8)を見てみましょう。まずは、これを基本に個別に老後の生活費を予想してみることをおすすめします。新たに必要になる支出には、まず健康保険の保険料があります。在職中は給与天引きだったため、生活費として意識していなかったかもしれませんが、退職後は自分の財布から支払うことになります。また、在職中は保険料の半分は会社負担でしたが、退職後は全額自己負担となるため、金額としてはかなりの額になります。このほか、配偶者の方の国民年金保険料が必要となる場合もあります。医療費負担も増える可能性もあり、子供への資金援助や家のリフォームを予定している場合もあるでしょう。

 (図1−8)では、実収入は平均22.3万円にたいして、支出は平均26.5万円となっており、4.2万円不足していることが分かります。この不足分を補うためには、貯蓄を切り崩す、私的年金で賄うなどの方法がありますが、まずは退職後の生活をイメージしながら、必要となる資金を試算しておく必要があります。実際には、収入やライフスタイルによって個人差があり、何歳まで働き、いつからセカンドライフがスタートするかによっても違ってきます。つまり、個々に合ったライフプランを設計し、生活費を把握した上で、退職後の収入不足をいかに補っていくのかを考えることが大切なのです。

(図1-7)高年齢就業者の就業理由 60〜69歳

図1-7

出所:独立行政法人労働政策研究・研修機構「平成26年度 60代の雇用・生活調査」

(図1-8)高齢夫婦無職世帯の平均支出は約26.5万円

図1-8

出典:総務省「家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年)」よりモーニングスター作成