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投資信託講座

あなたの老後をイメージしましょう

 あなたの老後資金は足りますか?

■ あなたの老後いくら足りない?


 ご承知のように、60歳以降の退職後の生活プランは、一人ひとり、すべて違う個別のものです。100人いれば100通りのライフプランができます。また1世帯においても、何通りもライフプランが考えられるものです。政府などの統計データを参考にしたうえで、実際の自分の老後の不足額を把握するのが、老後への不安に対する現実的な対処方法となります。

 まず考えたいポイントは、毎月の生活費がいくら必要であるのかを確認することです。しかし、退職後の生活費を予想するのは簡単ではありません。なぜなら、退職することによって不必要になる支出と、新たに必要になる支出があるからです。

■ あなたの老後をイメージしてみましょう!


 総務省は家計調査で世帯主60歳以上の消費支出額を公開しています。この調査の中で「二人以上の無職世帯」の項目が退職後の生活スタイルに近いことから、「世帯主60歳以上の二人以上の無職世帯の消費支出」(平成25年)(図1−9)を見てみましょう。まずは、これを基本に個別に老後の生活費を予想してみることをおすすめします。新たに必要になる支出には、まず健康保険の保険料があります。在職中は給与天引きだったため、生活費として意識していなかったかもしれませんが、退職後は自分の財布から支払うことになります。また、在職中は保険料の半分は会社負担でしたが、退職後は全額自己負担となるため、金額としてはかなりの額になります。このほか、配偶者の方の国民年金保険料が必要となる場合もあります。医療費負担も増えそうですし、子供への資金援助や家のリフォームを予定している場合もあるでしょう。

 このように、まずは退職後の生活をイメージしながら、必要となる資金を試算しておく必要があります。実際には、収入やライフスタイルによって個人差があり、何歳まで働き、いつからセカンドライフがスタートするかによっても違ってきます。つまり、個々に合ったライフプランを設計し、生活費を把握した上で、退職後の収入不足をいかに補っていくのかを考えることが大切なのです。

(図1-9)世帯主60歳以上の二人以上の無職世帯の消費支出は約25万円

食料 64,193円/月
住居 17,055円/月
光熱・水道 22,428円/月
家具・家事用品 10,145円/月
被服及び履物 7,679円/月
保健医療 14,934円/月
交通・通信 27,708円/月
教育 711円/月
教養娯楽 25,996円/月
その他の消費支出 58,685円/月
合計 249,533円

出典:総務省「家計調査」平成25年
提供:モーニングスター