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■ 「分散投資」とは?


 高いリターンを得るにはリスクがつきものです。ただ、「リスク」を覚悟の上で株式運用するとして、個別の株式を投資の初心者が選ぶことができるでしょうか?自分で選んで購入できたとしても、値動きの激しい株式の「買い時」、「売り時」が自分で判断できるものでしょうか?そこで、一つの資産のみに集中して投資するのでなく、複数の資産に分けて投資したらどうか、という分散投資の考えが出てきました。

 例えば、日本の株式と債券、外国の株式と債券の指標(市場全体の値動きを表す)について、2014年10月末までの過去10年間の動き(2004年10月末基準、図1−16)を見てみると、日本の株式だけではなく、外国の株式や債券なども大きく値動きが変化していることがわかります。更に、それぞれの資産の動きを同時に合わせて見てみましょう。この中では、日本株式と外国株式を見ても、それぞれの動きにかなりの開きがあることがおわかりでしょう。同じように 大きく下落している時もあれば、日本株式が下落している一方で外国株式は上昇している時があります。また、日本株式と外国債券では、しばしば相反する動きをしています。このように投資対象資産の値動きがバラバラ、あるいはまったく逆になる可能性があるからこそ、「分散投資がよいのでは」とよく言われるのです。一方の資産がマイナスの時でも、他方の資産がプラスになることがあるからです。

 例えば、この4資産を4分の1ずつ分散投資したと仮定した場合の値動きもみてみましょう。過去10年間では、国内債券を除いて大きく変動していますが、4資産に分散投資した場合にはより値動きが穏やかであることがわかると思います。これが、分散投資の効果です。こうした分散投資を有効に投資に活用してください。

(図1-16)主要指数の指数化グラフ(過去10年間)


図1-16

提供:モーニングスター

(図1-17)世界の主要指数、4資産分散投資の推移 (過去10年間)


図1-17

提供:モーニングスター

※ MSCI コクサイ・インデックス(配当込み、グロス、円建て)、シティ世界国債(除く日本、円建て)はそれぞれ、月末の三菱東京UFJ銀行の対顧客外国為替相場の公表中値(TTM)で円換算している。
4資産分散投資は各資産の月次リターンを基に、各資産を4分の1ずつで毎月リバランスしたと仮定して算出したもの