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投資信託講座

金融商品を選ぼう

パフォーマンスの評価

■ トータルリターンの計算法


 リターンというのは投資による収益のことですが、ここではパフォーマンスを測定するうえでよく使用される「トータルリターン」の考え方とその計算方法について触れてみましょう。トータルリターンとは、収益分配と値上がり益の推移を測定した数値です。但し、その計算方法は、収益分配金の取り扱いにより大きく分けて2通りあります。

  • 1. 収益分配金を分配時に全額再投資したものとして計算する。
  • 2. 収益分配金を受け取り最終時点の基準価額に加算し計算する。
 モーニングスターでは、ファンドの長期投資をすすめ、いかに再投資による複利効果が大きいかを重視するため、(1)の方法で計算します。これは、収益分配金を分配時に再投資したと仮定し、トータルリターンの算出を行います。基準価額を利用することから販売・募集手数料、換金手数料は控除されていませんが、間接的なコスト(信託報酬、売買委託手数料、など純資産から控除されるもの)は控除済みのリターンとなっています。表示する場合は年換算値とするのが通例です。年換算とは、例えば3年間のリターンを1年あたりのリターンとして計算する方法で、他のファンドや金融商品と比較する場合によく用いられます。3年で9%のリターンがあるものは、年換算で2.914%のリターンとなります。

 ただ、一定の期間で計算するトータルリターンは、ファンド間の比較に使用するもので、大切なのは自分にとってのトータルリターンがどのくらいになっているかです。ファンドをいつ購入し、実際に分配金は再投資したかどうかによって、みなさん自身のトータルリターンは変動します。

図
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