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投資信託講座

金融商品を選ぼう

 投資信託の選び方

■ 投資信託は元本保証でない金融商品


 投資信託は預金のように「元本保証」がないといいますが、本当でしょうか。投資信託のなかにはMMFやMRFのようにとてもリスクの低い商品もあります。これらも元本が保証されていないのでしょうか?


どんな投資信託も、「元本」は「保証」されていません。

 「元本保証」とは、預金などについて「投資した元本が額面金額を割り込むことがない」という意味です。株式や債券などは、経済の変化(景気が良くなったり、悪くなったりすること)によって値動きが大きく、その価値が投資元本を割り込む(下回る)ことがあります。これに対して、預金は1,000万円までなら、預金保険制度で元利金の支払いが保証されています(決済用預金については1,000万円を超えても元本は保証されます。

 詳しくは金融庁のホームページ(http://www.fsa.go.jp/policy/payoff/)で。

 投資信託は、銀行や証券会社など販売会社がみなさんから資金を集めて株式や債券を中心に運用し、その利益や損失をみなさんに配分する商品です。運用対象となる株式や債券は預金とは異なり元本保証がないことから、投資信託も元本保証がないのです。これはいくら安定性が高いMMFやMRFでも同じです。ただその半面、運用次第では高い運用成果も期待できる商品といえます。


 ところで、「元本保証」と似た言葉で「元本確保」という言葉がありますが、どう違うのでしょうか。「元本保証」とは異なるのでしょうか?


「元本確保」型投資信託とは、資金を「安定運用」の部分と「積極運用」の部分に分け、「安定運用」部分で満期償還時における元本を確保しながら、「積極運用」部分で先物運用などにより収益を追求する投資信託をいいます。

 「元本確保」は「元本保証」とは異なります。「元本保証」とは、1,000万円までの預金のように、万が一金融機関が破たんしても国が肩代わりして保証することにより元本割れが起きないことをいいます。一方、「元本確保」の場合は、「元本確保」型投資信託が投資した債券の発行会社が破たんした場合、投資したお金は一部しか戻ってこないのです。

 また、「元本保証」では運用期間中ずっと元本が割れないように保証されますが、「元本確保」は満期の時点で元本を払い戻せるように運用しています。これも両者の大きな違いです。つまり、元本確保型のものでは中途解約した場合には元本割れする可能性があるわけです。

 元本確保型は外国投信など外貨を取り扱うものが多く、外貨(例えばドル建て)で元本確保しているものもなかにはあります。たとえ満期償還のときに外貨(ドル建て)で元本が確保されていても、毎日変動する為替レートのせいで円に交換することにより損してしまうこともあります。何に対して「元本確保」なのかを確認しておくことも重要です。