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やさしい株式投資の話


第8章 株価を突きつめると直接の需要と供給になる

 株価材料は多々ありますが、それらが最終的には株に対する需要と供給になり株価が決まります。そのため、ある時点でいくつかの限られた材料を見る限り株価は上昇するはずが逆に下落したり、下がると思われた株価が上がったりすることもあります。大株主が売れば好調な業績の会社であっても株価は下落します。場面によって株の需給は一定することがなく変化します。したがって、株価変動は当然のことです。

 ただし、もう少し長い目でみると景気に先行して株価が動きます。市場全体のサイクルは基本的には業績相場、逆金融相場、逆業績相場、金融相場の順で4つのパターンを描き、これが1サイクルです。そして次のサイクルに移ります。このサイクルが繰り返されるのです。

 業績相場は景気が上向き、企業の業績が向上し、企業価値が増大することを評価して株価が上昇局面を迎えることをいいます。そして企業活動が盛んになりすぎ、企業を中心に資金需要が増え、金利が上がり企業活動が徐々に縮小し、また株など金融市場に回る余資も減るので株価が下落に転じます。逆金融相場です。さらに進むと企業業績が悪化し、これを反映して株価が下落、これを逆業績相場といいます。その後業績が悪いため企業に資金需要がさらに落ち、金利が下がります。しかし、企業の資金需要もすぐには回復せず、資金が株など金融商品に入ってきて株価が上昇に転じます。これを金融相場といい、その後社会のムードや企業の資金需要が回復し、企業業績が上昇し始めます。第2サイクルの開始です。

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