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やさしい株式投資の話


第18章 良いニュースで売られることもまれではない

 たとえば良いニュースが出たとしましょう。さて株価はどう反応するかということですが、良いニュースだからといって株価が必ずしも上がるとは限りません。もちろん、本当に新しくて良いニュースなら株価はそれを織り込みにいき、上昇します。しかし既にうわさになっていた場合やその企業の動向から可能性が高いと見られていた材料の場合には、既にそれを見込んで買っている人もいて、その材料は織り込み済みとして利益確定売りが出て株価は下げることになります。

 見極めが難しいという面もありますが、良い情報はそれとなくもれることも多く、期待通りに行かないケースも多いのです。

 逆のケースもあります。必ずしも赤字決算が発表されたことで、株価が売られるとはいえません。既にその決算は予想として織り込んでおり、翌期の決算予想が黒字転換であれば見通しを好感して買われる場合があります。また赤字だったけれども一時的な巨額の損によるもので、今や身軽になったから株価が上昇するというケースもあります。

 ニュースが出たら売る、ニュースが出たら買う、どちらもあります。好材料イコール株価上昇、悪材料イコール株価下落と決まってはいません。材料に対する評価は一面的ではないことを忘れないようにしましょう。

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