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やさしい株式投資の話


第25章 先読みとリスク管理が肝要、とにかく得意型をみつけよう

 株式投資の魅力は何でしょうか。値上がり益や配当、株主優待といった経済的利益だけではありません。値上がり益を手中に収めるために、引き受けたリスクがあり、これを無事に切り抜けた才覚に対する、自分を誉めてやりたいといった満足感もあります。もちろん才覚だけでなく、有望な銘柄に投資するために時間と情報を入手する努力を賞賛したいという気持ちもあるかもしれません。

 しかし、やはり最大のものは結果です。思い切って買った株が株価倍増、あるいは5割高したりすれば、預金などの他の金融商品とは比べられないほど大きな利益が上がります。これこそが株式投資の醍醐味です。そして、株式投資をはじめるにはまず自分の金融資産や負債を把握し、余資の量と余資として運用できる期間を確実に把握することが先決です。

 ところで投資の裏には常にリスク、それも株式投資の場合はハイリスクが潜んでいます。株価の動きが思惑とは逆になることもあるのです。その結果予想外の損失を抱える危険性も否定できません。

 そのことをいつも頭の隅に入れておきます。具体的には株、債券などの相場商品には価格変動リスクが複数あります。まずその銘柄の上場市場の市場自体、例えば東証1部とかジャスダックとか、が変動するリスクがあります。これには例えば東証1部上場株だけでなくニューヨーク証取上場株も組み入れるなどしてリスクを抑えます。

 また個別株の価格変動リスクには複数の銘柄の株を所有することで個別株のリスクを低減します。さらに個別信用リスク(その企業がつぶれてしまうリスク)もあります。これらをある程度抑えながらハイリターンを狙うことになります。

 さらに、リスクが現実化しそうなとき、どこまで来たら見切るか予め決めておかないでいると、その場ではついずるずると引きずってしまいます。こうして見切りの時を逃すと、大痛手を被ることにもなりかねません。

 常にリスクがあるという覚悟と投資の花を咲かせるという強い意志が株式投資を成功させるためには重要です。

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