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新興国ニュース



<新興国eye>前週の上海総合指数、政策引き締め懸念強まり3週ぶり反落=BRICs市況

2021/04/12 09:39

 前週(6−9日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の9日終値が2日終値比0.97%安の3450.677となり、3週ぶりに反落した。週明け5日は「清明節」の祝日で休場だった。

 取引が再開された6日の指数は小反落して始まり、7日も小幅に値を下げ、続落。

 6日は、手掛かり材料難となる中、米中対立激化懸念が重しとなった。7日は、中国人民銀行(中銀)が公開市場操作(オペ)で100億人民元を金融市場に供給したが、満期到来分との差し引きで100億人民元の吸収超となったことや、中銀はバブルを警戒し、市中銀行に貸し出しを抑制するよう指示したとの一部報道が嫌気され、売りが続いた。

 8日は3日ぶりに小反発。雲南省で新型コロナのクラスター(感染集団)が発生し、ワクチン接種が強化されたことからヘルスケア株が買われ、指数の押し上げにつながった。

 週末9日は急反落した。3月PPI(生産者物価指数)が前年比4.4%上昇と、18年7月以来の高い伸びとなったほか、3月CPI(消費者物価指数)も同0.4%上昇と、3カ月ぶりに上昇に転じたこと受け、金融や財政の政策引き締め懸念が一段と強まり、売り優勢となった。

 今週(12−16日)の株式市場は、引き続き、国内外の新型コロナ感染やワクチン接種の動向、世界経済の動向、欧米との関係、長期金利の動向、海外の金融市場の動向、国内では政策引き締めの動きや人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。主な経済指標の発表予定は13日の3月貿易収支や16日の1−3月期GDP(国内総生産)と3月鉱工業生産、3月小売売上高、1−3月都市部固定資産投資など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社