fund_beginer fund_search fund_look



<新興国eye>日本企業が存在感を示した中南米最大の工作機械見本市「FEIMAFE2013」

2013/06/14 12:22

(04/01 10:52) 現在値
オークマ 3,350 -135
アマダ 851 -2
牧野フライス製作所 2,821 -32
DMG森精機 894 -8
日本精工 673 -21

 6月3日から、ブラジル・サンパウロのアニェンビー国際展示場にて第14回工作機械・統合生産システム国際見本市「FEIMAFE2013」が月曜日から土曜日までの6日間にわたって開催された。ラテンアメリカ全体から約7万人の来場の見込み。出展者も世界中から約1300社を数える2年に1度の見本市だ。
 会場に入ってすぐ、そのブースの大きさで圧倒されるのが森精機<6141> である。本展示会の中で最も良い場所を確保し、ブラジルの中でもその高い存在感を見せつけた。それに続いて、村田機械、ファナック<6954>、ヤマザキマザック、さらにオークマ<6103>、アマダ<6113>、ミツトヨ、牧野フライス<6135>など日本の大手工作機械メーカーがそろい踏みである。その他にもNTN<6472>、日精工<6471>、安川電<6506>など多くの日本企業が出展している。
 今回の展示会でもう一つ目についたのが、国単位での出展である。まず一番大きいのは工作機械の母国と言ってもよい、ドイツである。会場中央に大きなスペースをとっており、国を挙げて売り込みに必死である。他には、イタリア、イギリス、フランス、中国、台湾などが、まさに護送船団方式で中小企業をたくさん連れて来た。やはり、各国ともに自国およびその周辺が厳しいだけに、相変わらず市場が拡大しているブラジルは実に魅力的に映るのであろう。実際設備投資は今年になってブラジルは大きく上向いており、公共投資も盛んになってきている。
 そんななかでの開催だけに、このFEIMAFEは人気展示会となっており、多くの企業が出展できずに門前払いを受けている。このアニェンビーという展示会場は、サンパウロ市の持ち物であるが、若干増床してはいるが、社数いっぱいで出展できない企業が出て来ているにも関わらず、20年前とほとんど変わっていない。ブラジルのインフラが産業の成長を阻害している典型的な例がここにも見られる。

【筆者:株式会社クォンタム/輿石信男】
株式会社クォンタムは91年より20年以上、日本とブラジルに関するマーケティングおよびビジネスコンサルティングを手掛ける。市場調査、市場視察のプランニング、フィージビリティスタディ、進出戦略・事業計画の策定から、現地代理店開拓、会社設立、販促活動、工場用地選定、工場建設・立ち上げ支援まで、現地に密着したコンサルテーションには定評がある。11年からはJTB法人東京と組んでブラジルビジネス情報センター(BRABIC)を立ち上げ、ブラジルに関する正確な情報提供とよりきめ細かい進出支援を行なっている。

◎当該記事は外部執筆者により作成されたものです。記事は執筆者が信頼できると判断したデータなどにより作成いたしましたが、その正確性などについて保証するものではありません。

提供:モーニングスター社