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<新興国eye>ブラジル大統領、市民との対話と社会改革を提案―抗議デモ収拾で

2013/06/24 18:20

 ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は前週末のテレビ演説で、今月初めに起きたバス料金の値上げ反対に端を発した市民抗議デモが全国的に波及して一部地域で暴動が発生している事態の早期収拾を図るため、数日中に抗議デモを組織している市民グループとの対話集会の開催を呼び掛けると同時に抗議デモのテーマとなっている公共輸送や教育、健康医療などの分野の改革に取り組む考えを示した。中南米専門の通信社メルコプレス(電子版)などが伝えた。

 大統領は演説で、石油収入を教育に投資することや海外から数千人規模で医師を招へいして健康・医療サービスを改善するとしている。公共交通サービスの改善については各都市の市長と州知事との間で相互理解を深めることが必要との認識を示すのにとどめた。

 英BBC放送によると、現地時間の20日夜時点で100万人以上の市民が屋外の抗議デモに参加し各都市で暴動が発生。数十人が負傷し、2人の死亡が確認された。抗議デモは週末21日も続き、リオデジャネイロでは推定1000人がデモ行進、サンパウロでは暴動は起きなかったが交通がまひ状態となった。

提供:モーニングスター社