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債券・為替ニュース



今晩のNY為替の読み筋=上昇気流に乗るドル・円、不確定要素には注意

2014-12-01 18:46:00.0

予想レンジ:1ドル=117円00銭−119円00銭

 1日のNY為替市場は米経済指標に注目したい。足元のドル・円は堅調推移が続き、きょうの東京時間に約7年4カ月ぶりとなる1ドル=119円台を回復した。前週末、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)、ブレントの両原油先物が急落。日欧で物価上昇が長期にわたって鈍り、当局が金融緩和策を続けるのではないかとの思惑から、相対的にドルが買われた。

 今週の米国は11月雇用統計をはじめ経済指標が目白押し。結果次第でドル・円は一段と動いてきそうだ。今晩は11月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数が控える。同指数は企業の購買(仕入れ)・供給管理責任者が新規受注・生産・仕入れ価格などの調査項目に1カ月前と比べ「良い」「同じ」「悪い」という3つの選択肢から回答を選択して出る指数で、景気動向を示す米主要経済指標のなかでもっとも早く発表(翌月第1営業日)されるため、米国の景気先行指標として重要度は高い。

 事前予想の平均値は58.0。前月の59.0から下落しているが、数値そのものは高水準を維持する。市場予想通りに着地すれば、ドル・円はそれなりに底堅く推移すると見ておきたい。その他、ダドリーNY連銀総裁、フィッシャーFRB(米連邦準備制度理事会)副議長、ラガルドIMF(国際通貨基金)専務理事が発言する。

 一方で、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが欧州時間に入り、日本の長期国債格付けを「Aa3」から「A1」に1段階格下げしたように、不確定要素は注意が必要だ。ドル・円は格下げ発表直後こそ119円12銭まで急伸したが、すぐにドル売り・円買いへ反転。一気に1円以上下落するなど乱高下の展開となっている。また、下落の続く原油先物にしても短期筋が買い戻しに動き、いったん急反発する可能性は否定できない。

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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