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国内市況ニュース



日経平均57円高と4日続伸、7年4カ月ぶり1万7700円台を回復=3日後場

2014/12/03 15:22

(01/23 15:00) 現在値
アイロムグループ 1,406 -28
日清紡ホールディングス 1,007 -17
東レ 754.7 -7.5
日本製紙 1,843 -12
北越コーポレーション 538 -13

 3日後場の日経平均株価は前日比57円21銭高の1万7720円43銭と4営業日続伸し、3日連続で年初来高値を更新した。終値での1万7700円台は07年7月26日(1万7702円09銭)以来ほぼ7年4カ月ぶり。後場寄り付きから、利益確定売りが先行した。上昇ピッチの速さに対する警戒感に加え、円相場が下げ渋るとともに、株価指数先物にまとまった売り物が断続的に出て、上げ幅を縮小。午後2時11分には、この日の安値となる1万7696円36銭(前日比33円14銭高)を付ける場面があった。その後の戻りは限定され、引けにかけて停滞商状となった。なお、後場の高値は寄り付き時点の1万7829円60銭(同166円38銭)だった。

 東証1部の出来高は25億1859万株、売買代金は2兆6886億円。騰落銘柄数は値上がり822銘柄、値下がり884銘柄、変わらず138銘柄。

 市場からは「日経平均の日足は『マド』あけの上ヒゲ陰線となり、目先調整のサインになるかも知れない。円安は輸出企業にとってプラスだが、外国人投資家のなかには日本のマクロ経済を踏まえ、これ以上強気になれないとの声もある」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、連結配当性向を3割程度に引き上げていく方針と伝えられた日新製鋼<5413>や、新日鉄住金<5401>などの鉄鋼株に買いが継続。野村<8604>、大和証G<8601>などの証券商品先物株も堅調。東レ<3402>、日清紡HD<3105>などの繊維製品株や、ニコン<7731>、オリンパス<7733>などの精密株も高い。空運株では、JAL<9201>の上げが目立った。

 個別では、15年1月期の連結業績予想を上方修正して期末配当増額の三井ハイテック<6966>が値上がり率トップ。岩井コスモ証券が目標株価を引き上げた日精樹脂<6293>や、きょうから第1部銘柄に指定された理ビタミン<4526>も上昇。アジア投資<8518>、マーベラス<7844>なども値上がり率上位。

 半面、北越紀州<3865>、日本紙<3863>などのパルプ紙株が軟調。JR東日本<9020>、JR西日本<9021>などの陸運株や、第一生命<8750>、東京海上<8766>などの保険株も値を下げた。子会社による米バイオベンチャー買収で投資負担などが懸念された大塚HD<4578>や、中外薬<4519>などの医薬品株も売られた。NTT<9432>、KDDI<9433>などの情報通信株も安い。

 個別では、きょうから日々公表銘柄に指定された日本化学<4092>や、11月の既存店売上高(小売・ネット通販合計)が前年同月比2.5%減のUアローズ<7606>が下落。きのうストップ高配分のアイロムHD<2372>が利益確定売りに押され、関電化<4047>、BPカストロ<5015>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が上昇した。

提供:モーニングスター社