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国内市況ニュース



日経平均149円高と続伸、年初来高値を更新し15年ぶり高値水準に=8日後場

2015-04-08 15:29:00.0

 8日後場の日経平均株価は前日比149円27銭高の1万9789円81銭と続伸。終値で3月23日の年初来高値1万9754円36銭を更新し、15年ぶりの高値水準となった。

 後場寄り付きに買いが先行したあと、日銀による金融政策の現状維持決定を受け、いったん上げ幅を縮小。その後、株価指数先物にまとまった買い物が入ったことをきっかけに再び上げ幅を拡大し、午後1時19分には、この日の高値となる1万9845円53銭(前日比204円99銭高)を付ける場面があった。買い一巡後は利益確定売りに伸び悩んだが、後半は売買が交錯し、1万9800円近辺でのもみ合いとなった。

 東証1部の出来高は22億9108万株、売買代金は2兆6048億円。騰落銘柄数は値上がり1314銘柄、値下がり440銘柄、変わらず124銘柄。

 市場からは「日銀決定会合の結果発表後は、先物に仕掛け的な売り買いがあったとみられ、上昇過程ではショートカバー(買い戻し)にインデックス買いを誘発した。投信の追加型資金が入り、需給は良好だ。週末SQ(特別清算指数)を控え、先物売買に振らされる可能性もあろうが、大局的な上昇波動に変わりはないとみている」(証券)との声が聞かれた。

 業種別では、NY原油先物高を背景に、子会社を通じて保有するマレーシア・サバ州沖深海R鉱区で油層を発見した国際帝石<1605>や、石油資源<1662>などの鉱業株が上昇。関西電<9503>、東ガス<9531>などの電気ガス株も堅調。JX<5020>、東燃ゼネ<5012>などの石油石炭製品株も引き締まった。モルガン・スタンレー証券が投資判断「オーバーウエート」(強気)でカバレッジを開始した科研薬<4521>や、塩野義薬<4507>などの医薬品株も高い。

 個別では、クックパッド<2193>と資本・業務提携し同社に対する第三者割当増資を決めたイーブック<3658>がストップ高配分。きょうから開催の高機能フィルム展への出展企業として注目されたクレオス<8101>や、逆日歩最高料率(7日申し込み現在)のレナウン<3606>、旧村上ファンド系会社の保有株比率引き上げが思惑視された黒田電気<7517>も上昇。16年2月期は連結営業利益9.8%増を見込み5円増配予定のイズミ<8273>や、クリエイトHD<3148>、竹内製作<6432>などの上げも目立った。

 半面、MS&AD<8725>、東京海上<8766>などの保険株が軟調。王子HD<3861>、大王紙<3880>などのパルプ紙株や、ブリヂス<5108>、洋ゴム<5105>などのゴム製品株も安い。UBS証券が投資判断・目標株価を引き下げた富士重<7270>や、トヨタ<7203>などの輸送用機器株も売られた。

 個別では、クレディ・スイス証券が投資判断・目標株価を引き下げた丸一管<5463>や、ダイセキS<1712>、アイスタイル<3660>、日東工<6651>、ピジョン<7956>などが値下がり率上位。15年3月期の連結業績予想を下方修正したサカタインク<4633>なども売られた。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した。

提供:モーニングスター社

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