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<新興国eye>タイ中銀、政策金利を0.25%追加引き下げ―2委員が据え置き主張

2015-04-30 08:13:00.0

 タイ中央銀行(中銀)は29日の金融政策委員会で、政策金利である翌日物レポ金利を1.75%から0.25%引き下げて1.5%とすることを決めた。新しい政策金利は即日実施された。利下げは前回3月会合での0.25%引き下げに続いて2会合連続。

 中銀は金融政策委員会後に発表した声明文で、7人の委員のうち、5人が景気回復を強めるために0.25%の引き下げを主張。これに対し、他の2人の委員は「(前回3月会合での利下げを含め)これまで中銀が実施した金融政策により金融は引き続き緩和状況にあり、最近の景気刺激策の強化によって、ある程度、経済成長が強まると見られる。ポリシーミックス(複数の経済政策手段の一体運営)の効果がはっきりするまで利下げは待つべきだ」としている。

 国内経済の先行きの見通しについては、「景気回復ペースは前回3月会合時に予想したよりも一段と鈍化する可能性がある。公共投資の拡大や観光セクターの回復傾向が経済を下支えすると見られるが、15年1−3月期のタイ経済は思った以上に弱い個人消費と輸出の伸びを十分に相殺することは難しい」とし、改めて景気への懸念を示した。

 一方、インフレについては、「インフレ上昇圧力は引き続き、内需が予想より弱いため広範囲わたって低下している。生産コスト、特に、原油価格は依然低く、ディスインフレ(物価上昇率の鈍化)が長期化するリスクが高い。インフレ期待は低下傾向にある」と指摘している。

 次回会合は6月10日に開催される予定。

<関連銘柄>
 タイSET<1559>、iS新興国<1362>、アジア債券<1349>、
 上場EM債<1566>、上場MSエマ<1681>、アセアン50<2043>

提供:モーニングスター社

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