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株式ニュース



海運市況急騰、ばら積み運賃指数7カ月ぶり1000台、大型用船料は1カ月で2倍に

2015/07/17 08:56

(03/08 15:00) 現在値
日本郵船 3,140 -25
商船三井 3,375 -
川崎汽船 1,995 -78
NSユナイテッド海運 1,693 +18
明治海運 404 +8

 外航ばら積み船の運賃指標であるバルチック海運指数(BDI)が、7カ月半ぶりに1000ポイントを上回った。16日は1009ポイントを付け前日比で6.1%上昇。鉄鉱石を運ぶ大型船(ケープ船)や、穀物などを運ぶ中型船(パナマックス船)の市況が足元で強調展開となっている。

 BDIの1000ポイント台回復は昨年12月以来。輸送能力の余剰感を背景に、今年2月には1985年の算出来最低の509ポイントまで落ち込んでいたが、6月ごろから反発色を強めている。老齢船のスクラップ増加で需給がやや引き締まったことなどが要因とみられる。

 運賃と連動する用船料(日建て)は足元、ケープ船のスポットが主要航路平均で約1万2700ドル。ここ1カ月で2倍超に急騰している。前年同期と比べても3割程度高い。3月には4000ドルを割り込んでいた。ケープ船の船腹量は2月のピークから約1.2%減少してるという。パナマックス船の用船料も9000ドルを上回り、前年同期より80%超高い。南米からの穀物出荷が活性化しているもよう。

 ただ、ケープ船の用船料の損益分岐点は2万ドル程度とされ、依然として市況が厳しいことに変わりない。また、中国の景気減速懸念もあり、BDIが今後も上昇を続けるかは不透明な状況だ。関連銘柄は商船三井<9104>のほかNSユナイテッド海運<9110>、明治海運<9115>、第一中央汽船<9132>、共栄タンカー<9130>など。一方、日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>は、スポット契約のばら積み船依存度が小さい。

提供:モーニングスター社