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来週の東京外国為替市場見通し=中国経済の先行きと米利上げ動向に注意

2015/09/04 18:25

予想レンジ:1ドル=116円00銭−120円00銭

 今週のドル・円は引き続き株価に振り回される展開となった。週明け8月31日から日経平均、上海総合指数、原油価格が下落しリスク回避のドル安・円高が進行。翌9月1日も中国製造業PMIなどを嫌気し、日経平均が3.8%安と急落したことにツレ安しドル売りの流れが続いた。2日は全般的なリスク・センチメントの持ち直しを背景にいったん反発したが、3−4日も株安などから再度売り優勢の展開となった。

 来週も中国経済の先行きと米利上げ動向がドル・円を動かしそうだ。現時点(4日午後5時)では米8月雇用統計の結果は分からないが、非農業部門雇用者数が事前予想の前月比21万7000人近辺で着地すれば9月、もしくは10月FOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げを行ってくるとの観測が高まることはあり得る。一方、中国関連の経済指標では8月貿易収支、8月CPI(消費者物価指数)が注目だろう。直近のドル・円はポジティブな結果よりネガティブな結果により強く反応している。経済不振を示す結果になった場合は株価とともに注意したい。

 来週の主な経済指標・イベントは米国が新規失業保険申請件数、8月生産者物価指数、9月ミシガン大学消費者信頼感指数。その他は独7月鉱工業生産、ユーロ圏4−6月期GDP(国内総生産)、中国8月貿易収支、中国8月CPI、8月英7月鉱工業生産、英7月商品貿易収支、イングランド銀行(BOE)金融政策委員会、豪8月雇用者数。日本は7月国際収支、4−6月期GDP二次速報、7月機械受注。

(日付は現地時間)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社