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来週の東京外国為替市場見通し=日銀の追加緩和あるか

2015/10/02 18:34

予想レンジ:1ドル=119円00銭−122円00銭

 今週のドル・円は週前半から米9月雇用統計をにらみ1ドル=119−121円でのレンジ圏相場となった。週初はダドリーNY連銀総裁が「年後半に利上げを開始すると予想している」と発言したことで上昇する場面は見られたが一時的。その後はレンジ圏で株価の動きに左右される流れとなり、1日からは中国が国慶節で休みとなったことでより動意薄となった。

 来週は2日発表の米9月雇用統計によって流れが変わってきそうだ。イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長は年内利上げを示唆する発言を行ったが、非農業部門雇用者数が市場予想の前月比20万1000人近辺で着地し過去分が上方修正されていれば、より年内利上げの可能性は高まる。9月FOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ見送りがどのような議論で決まったのかという点から、FOMC議事録にも注意したい。

 日本では6−7日の日銀金融政策決定会合が注目だろう。市場では日銀の追加緩和観測が急速に増えている。9月日銀短観における企業物価見通しなどから、日銀が想定する16年度前半頃までの物価目標2%達成は現状ではかなり難しいため、今回か10月30日の決定会合で実施してくるというものだ。内容としては(1)マネタリーベース増加ペースの引き上げ(2)国債買い入れ額増加(3)買い入れ対象長期国債の平均残存年限延長(4)ETF買い入れ額増加(5)超過準備に対する付利引き下げ――などが考えられる。

 来週の主な経済指標・イベントは米国が9月ISM非製造業景況指数、8月貿易収支、新規失業保険申請件数、FOMC議事録公表。その他はユーロ圏8月小売売上高、豪8月貿易収支、RBA(豪州中央銀行)理事会、英8月鉱工業生産、英8月商品貿易収支、BOE(イングランド銀行)金融政策委員会、カナダ9月失業率。日本は日銀金融政策決定会合、8月機械受注、8月国際収支、10月日銀・金融経済月報、9月景気ウォッチャー調査。

(日付は現地時間)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社