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来週の東京外国為替市場見通し=関心は米国へ、FOMCや米第3四半期GDP

2016/01/22 18:22

予想レンジ:1ドル=115円50銭−119円00銭

 今週のドル・円は軟調に推移した。20日に、15年1月16日以来の1ドル=115円台に突入した。中国景気の先行き不透明感や原油安を背景に世界的な株安が進行、リスク回避の円買いが強まった。週初18日は、原油先物価格が1バレル=30ドルを割り込むなど原油安が進み、世界株安から投資家心理が悪化した。また、19日発表の中国10−12月GDP(国内総生産)は前年同期比6.8%増と09年以来の低成長。20日に1ドル=115円台に突入するなどその後もドル・円は上値の重い展開となった。

 来週の関心は米国内の経済イベントに移りそうだ。注目は26−27日の日程で開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)。市場では16年中の複数回の利上げがコンセンサスとなっているが、原油安や中国経済の先行き不透明感など外部環境の悪化もあり、今回のFOMCでは利上げが見送られる見通し。外部環境の悪化による米経済や金融政策への影響など、FRB(米連邦準備制度理事会)から何らかのメッセージが出る可能性もあり注意しておきたい。週末29日には米10−12月期GDP(国内総生産)が発表される。市場予想は前年同期比2.1%増と前期の伸びからほぼ横ばい見通し。底固いと見られている米経済を確認する重要な材料となる。その他、米経済指標では米11月ケース・シラー住宅価格指数、米1月消費者信頼感指数、米12月新築住宅販売件数、米12月耐久財受注、米1月シカゴ購買部協会景気指数などが発表される。

 ドル・円20日に115円88銭まで下押ししたが、115円台に入るとドル買い・円売りが強まると見られる。原油安や中国動向次第だが、14年12月16日に付けた115円56銭近辺が当面の下値のめど。一方、上値は25日移動平均線が通る119円ちょうど近辺(1月21日時点)がレンジの上限。

提供:モーニングスター社