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ファンドニュース



<★★★★>「ドイチェ・グローバルREIT投信」、利回りニーズに応えて世界的に市場が拡大(上)

2016/03/16 10:34

 「ドイチェ・グローバルREIT投信(米ドル)(毎月分配型)」<2009121804>(★★★★、評価基準日=2月29日)は16年1月末基準のモーニングスターレーティングで、最高の5つ星に格付けされた。2月末現在では4つ星になったものの、依然として高く評価されている。2月末現在の5年(年率)トータルリターンは16.59%で、カテゴリー平均(11.16%)を5.43%ポイント上回る。リスク(標準偏差)は5年(年率)で15.86とカテゴリー平均(18.19)を下回り、運用の効率性を示すシャープレシオが1.04と高い成績になっている。

 同ファンドを設定・運用するドイチェ・アセット・マネジメント 運用部ポートフォリオマネージャーの柳原武士氏に、ファンドの特徴と運用について聞いた。

 ――「ドイチェ・グローバルREIT投信(米ドル)(毎月)」の特徴は?

 日本を含む世界各国のREITに投資し、配当収益と中・長期的な値上がり益を獲得することをめざす運用をします。

 運用にあたっては、世界のREIT市場の国・地域別構成比などを参考にポートフォリオを構築します。過去3年にわたってグローバルREIT市場は堅調に推移しました。15年を振り返ると、世界市場の6割超を占めるアメリカが横ばい、日本市場がマイナスだったことに対し、欧州REITが16%程度のプラスと、地域を分散している効果が安定した収益につながっています。

 一方、「米ドル」コースは、為替のリスクを米ドルに限定して運用する仕組みで、日銀の金融緩和政策の関係で円安方向に振れたことが、ファンドのパフォーマンスに+αの収益をのせています。

 また、グローバルREITの実質的な運用は、ドイチェ・アセット・マネジメントの一員であるRREEF(リーフ)・アメリカ・エル・エル・シーが行います。同社は、グローバルに展開する不動産運用会社として、REITの運用では非常に長い運用実績があります。実物不動産では40年におよぶ運用経験があり、REITの運用チームのメンバーは最も短い経験のポートフォリオマネジャーでも12年以上、CIO(最高運用責任者)は20年近い経験を持つベテランです。不動産の運用では、経験とノウハウの面で世界的にも優れたチームだと思います。

 その特徴としてはボトムアップ運用に強みがあり、調査体制はユニークです。シカゴを本拠に、北米、欧州、アジア・パシフィックの主要都市に拠点を置き、それぞれ現地のREITを調査していますが、たとえば、日本のREITについては日本人アナリストが調査分析を担当しています。REITの運用にはローカル・ルールなど地域性や個別物件の判断などが重要なポイントになります。それぞれの地域でローカルな人材を配置して、きめ細かな分析を行い、その調査力に基づいて選定した銘柄の超過収益を積み上げることで、マーケット平均を上回る成績を安定的に残すことができています。

 ――世界の市場が大きく揺れ、価格変動率が高まっています。その中にあって、安定した成績を残しているグローバルREITという資産クラスは、下げに強い資産といえるのでしょうか?

 REITは収益の大部分を家賃収入から上げていることでキャッシュフローの安定性が高く、またそのほとんどを配当として投資家に還元する仕組みにより、相対的に配当利回りが高く出る傾向があるため、ディフェンシブな性格が備わっています。そのREITをグローバルに分散して投資することで、安定度が高まります。

 「ドイチェ・グローバルREIT投信」は、1月末時点のポートフォリオで平均配当利回りが3.8%になっています。世界的に低金利で、米国10年債利回りでも1%台に低下した中で、利回り面の魅力が感じられる水準だと思います。

 (下)へつづく
提供:モーニングスター社