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来週の東京外国為替市場見通し=ビッグイベント通過でドル・円はもみ合いか、米経済指標に注目

2016/09/23 18:31

 予想レンジ:1ドル=99円00銭−102円50銭

 今週のドル・円相場は下落した。21日に日本では日銀金融政策決定会合、米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、週初は様子見でドル・円は上値の重い展開。動きが出たのは21日。東京市場では日銀金融政策決定会合で新たにイールドカーブ・コントロールが目標に加えられたことを好感して日経平均株価が315円高。つれてドル・円は1ドル=102円台後半まで上昇した。しかし、FOMCで利上げが見送られると、ドル・円は1ドル=100円台前半まで下落。さらに22日は8月米中古住宅販売が年率換算で533万戸(前月比0.9%減)と、市場予想の545万戸を下回ったことでドル安・円高が進行した。

 ただ、同日、日本時間の午後に財務省、金融庁、日銀が臨時会合を開いて円高をけん制していたこともあってか、その後は反転の動き。23日は日本株が底堅い動きを示すなか、ドル・円は1ドル=101円台前半まで上昇する局面があった。

 目先は、米9月製造業PMI(購買担当者景気指数)、米8月新築住宅販売件数、米9月消費者信頼感指数、米8月耐久財受注、米4−6月期GDP(国内総生産)確報値、米8月個人所得・個人支出、米9月シカゴ購買部協会景気指数などが発表される。労働市場の回復感に比べ、他の経済指標が強弱マチマチとなっていることが追加利上げの妨げになっていると見られ、注目が怠れない。

 日銀金融政策決定会合、FOMCとビッグイベントは通過し、当面は方向感に乏しく、ドル・円はもみ合いが想定される。下値のめどは6月安値の1ドル=99円00銭。上値は21日の高値1ドル=102円78銭を意識して102円50銭近辺とする。

提供:モーニングスター社