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来週の東京外国為替市場見通し=FOMCで追加利上げへ、焦点は今後の利上げペース

2016/12/09 18:39

 予想レンジ:1ドル=113円00銭−117円50銭

 今週のドル・円は底固く推移した。週初5日はイタリアの憲法改正の是非を問う国民投票で、改正が否決されたことから、レンツィ首相が辞任を表明、リスクオフの円買いが優勢だった。6日は不良債権問題が懸念されていた伊大手銀行への公的支援が用意されていると伝わり、リスク回避の動きが後退、ドル・円は上昇した。7日は米金利低下からドル売り・円買い優勢。8日のECB(欧州中央銀行)理事会では、資産買い入れの延長期限が予想を超えたことからユーロ売りが強まると、ドル買いに傾いた。

 最大の注目は13−14日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)。追加利上げはほぼ確実視されており、市場ではほぼ織り込み済み。焦点は来年以降の利上げペースとなる。市場では、17年に2−3回の利上げが想定されているが、声明文の内容がこうした見方をサポートするようならばドル買いにつながる可能性がある。米経済指標では、11月小売売上高、11月鉱工業生産、11月PPI(生産者物価指数)、米7−9月期経常収支、11月CPI(消費者物価指数)、12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、11月住宅着工件数などが相次ぐ。また、13日は中国で11月の経済指標が発表されることにも留意したい。

 ドル・円の下値めどは12月に入り下げ止まりを見せている113円近辺、上値めどは2月高値の117円50銭近辺。

提供:モーニングスター社