fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース



<新興国eye>ベトナム1−7月期FDI認可額、前年同期比52%増

2017-08-02 13:56:00.0

 ベトナム計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、17年1−7月期(年初から7月20日まで)のFDI認可額(推定値)は219億3233万ドル(約2兆4350億円)で、前年同期比52.0%増加した。また、同期の実行額(推定値)も、同5.8%増の90億5000万ドル(約1兆円)と増加した。

 1−7月期の新規認可案件数は前年同期比2.1%減の1378件で、認可額は同48.7%増の129億2732万ドル(約1兆4350億円)。追加認可案件数は同2.6%増の677件で、認可額は同38.5%増の58億7854万ドル(約6530億円)だった。

項目/17年1−7月期/前年同期比
実行額/90億5000万ドル/5.8%増
認可額/219億3233万ドル/52.0%増
 うち新規認可額/129億2732万ドル/48.7%増
 うち追加認可額/58億7854万ドル/38.5%増
 うち外資企業による買収で子会社化された企業の外資出資額/31億2647万ドル/2.1倍
案件数(件)/5001/45.3%増
 うち新規認可案件数/1378/2.1%減
 うち追加認可案件数/677/2.6%増
 うち外資企業により子会社化された案件数/2946/2.14倍

 認可額を業種別で見ると、最も多いのが「製造」の108億3477万ドルで、全体の49.4%を占めた。続いて、「電気・ガス・水道・空調」が52億5969万ドル、「採鉱」が12億8666万ドル、「不動産」が11億5169万ドル、「卸売・小売・修理」が9億9942万ドル、「建設」が8億5834万ドル、「専門サービス・科学・技術研究」が3億9606万ドル、「医療・福祉」が2億6819万ドル、「ホテル・レストランサービス」が2億6121万ドルなどの順となっている。

 国・地域別認可額では、韓国が全体の25.6%に当たる56億2307万ドルで、日本を抜いてトップに立った。日本は54億6633万ドルで2位に後退。シンガポールが38億904万ドルで3位。中国が16億1529万ドルで4位。台湾が9億8199万ドルで5位だった。

 地方別の1位は北中部地方タインホア省の30億6149万ドルで、全体の14%を占めた。2位は紅河デルタ地方バクニン省の29億5674万ドル、3位は同ナムディン省の22億0824万ドル(約2450億円)となっている。

 なお、1−7月期に認可された大型案件として、韓国のサムスンディスプレー携帯端末工場案件(バクニン省):追加投資額25億ドル、シンガポールの第1ナムディン火力発電所案件(ナムディン省):投資額20億7000万ドル、ペトロベトナムグループ(PVN)およびペトロベトナムガス(GAS)との合弁会社を設立する日本企業によるB鉱区・オモンガスパイプライン敷設案件(メコンデルタ地方キエンザン省):投資額12億7000万ドル、台湾のポリエステル繊維・合成繊維生産工場案件(東南部地方ビンズオン省):追加投資額4億8580万ドル、日本の第2ギーソン火力発電所案件(タインホア省):投資額2億7930万ドルなどが挙げられる。

【筆者:Viet Economic Research&AdVISory Corp.(VERAC)】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業740社超の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは22万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。

*当該記事は外部執筆者により作成されたものです。記事は執筆者が信頼できると判断したデータなどにより作成いたしましたが、その正確性などについて保証するものではありません。

提供:モーニングスター社

今、見られている記事