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<米国株情報>米CVS、株価急落―米エトナ買収よりも米アマゾンの市場参入懸念が大きく影響か

2017/10/30 10:29

 米ドラッグストアチェーン大手シーブイエス・ヘルス<CVS>の株価が前週末、同社による米医療保険エトナ<AET>買収報道などを受けて約6%も急落した。しかし、市場ではCVSの株価急落は米オンライン小売り大手アマゾン<AMZN>が医薬品ネット販売を開始するという観測の方が大きく影響したとみられている。米経済専門チャンネルCNBC(電子版)が伝えた。

 CVSのエトナ買収観測は最初、米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルが26日付で伝えた。CVSはエトナを1株当たり200ドル、総額660億ドル(約7.5兆円)で買収する方向で協議しているという。これを受けて、CVSの株価は26日の時間外取引で一時約3%安と急落したが、翌27日には5.89%安の68.99ドルと下落幅を一段と広げた。

 これについて、米投資銀行ジェフリーズのアナリスト、ブライアン・タンキーラット氏はCNBCのトーク番組で、「CVSの株価急落にはアマゾンが医薬品販売市場に参入するという観測が影響を及ぼしている。アマゾンの医薬品分野進出はこの日、ドラッグチェーンセクターの株価にかなり下押しの圧力を与えた」と指摘した。

 過去にもCVSは11年に米生保・傷害保険大手ユニバーサル・アメリカンから処方せん医薬品事業を12億5000万ドルで買収したように、ドラッグチェーンは経営の多角化によって売上を伸ばしてきている。しかし、アマゾンが市場参入すれば、今後10年間でアマゾンの市場シェアは10%に達する可能性があるとみられている。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社