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信用関連データ=売り残が3週連続で増加、買い残は6週ぶり増加、信用倍率は4.15倍に上昇

2018/05/29 17:12

 25日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比9億円増の8242億円、買い残が同1158億円増の3兆4245億円だった。売り残が3週連続で増加し、買い残は6週ぶりに増加した。信用倍率は前週の4.02倍から4.15倍に上昇した。

 この週(21−25日)の日経平均株価は、25日終値が18日終値比479円安の2万2450円だった。心理的なフシ目となる2万2500円を割り込んだ。週初21日と週末25日は上昇したが、22−24日が軟調となった。特に、トランプ米大統領が米朝首脳会談の開催延期を示唆し、北朝鮮情勢をめぐる不透明感が強まった23日(270円安)や、米政府が輸入自動車に新たな関税を課すことを検討していると報じられ、ドル安・円高も重しとなった24日(252円安)の下げが目立った。調整が進むとの読みからカラ売りが増加したもようだが、買い方は反発狙いで押し目買いに動いたとみられる。

 一方、29日現在の売買代金に占めるカラ売り(信用取引を含む)の割合を示すカラ売り比率は、44.1%(28日は43.6%)と2営業日連続で上昇し、4月3日(45.5%)以来の高水準となる。同日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、2万2358円(前日比122円安)引け。イタリアの政局不安などを背景にした欧州株安や円高を受け、売り優勢となり、前引け間際には下げ幅が240円に達した。後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い観測を支えに、下げ渋ったが、戻りは限定された。欧州政治リスクへの警戒感からカラ売り比率は一段の上昇となっており、いったん外部環境が落ち着くようなら、買い戻しを誘いやすい状況ともいえよう。

提供:モーニングスター社