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ファンドニュース



つみたてNISA開始から1年、選択肢が広まるものの銘柄選択の際には注意も必要

2018/12/20 17:41

2019年1月につみたてNISAは制度開始から1年を迎える。ノーロード、毎月分配型を除く、無期限もしくは20年以上の信託期間を有するなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、初心者にも投資しやすいファンドが揃っている。

対象となる公募株式投資信託について、2017年12月末時点と2018年12月19日現在を比較すると、インデックスファンドが110本から142本に、アクティブファンドが15本から17本に増加し、選択肢が広がった。

具体的には、三菱UFJ国際投信が運用を行う「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」<2018020201>(以下、同ファンド)などのeMAXIS Slimシリーズが5本追加されている。同ファンドは信託報酬等(税込)が0.17%と低く設定されており、2018年11月までに純資産総額は79億円に達している。その他、アセットマネジメントOneが5本、SBIアセットマネジメントが運用するファンドが4本、楽天投信投資顧問、りそなアセットマネジメント、三井住友トラスト・アセットマネジメント、フィデリティ投信が運用するファンドがそれぞれ3本追加されるなどしている。

また、2017年12月末時点で対象となっていたファンドについても、信託報酬等の引き下げが行われたファンドがある。一例として「〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ 外国株式インデックスファンド」<2013121001>は信託報酬等(税込)を0.20%から0.12%に引き下げており、純資産総額も757億円から1050億円に増加している。

既存ファンドの信託報酬等の引き下げ、低コストファンドの新規追加によりTOPIX、日経平均株価、S&P500、MSCIワールドインデックスなどに連動するファンドは、それぞれのインデックスで最も安いファンドの信託報酬等が0.1%台まで低下し、非常に低いコストで投資を行うことが可能になっている。

また、アクティブファンドでは「EXE−i グローバル中小型株式ファンド」<2013051303>と「ハッピーエイジング」<2000073106>の2本が加わっている。

 ただし、注意点もある。対象となるインデックスファンド142本のうち3分の1以上は同月末時点の純資産総額が10億円未満となっている。一般的には純資産総額が少ないファンドは繰上償還のリスクが高まる。繰上償還による意図せざる売却であってもつみたてNISAの非課税枠を使ってしまう。つみたてNISA指定ファンドであっても、純資産総額が少ないファンドについては投資の可否を慎重に判断したほうがいいだろう。
提供:モーニングスター社