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来週の東京外国為替市場見通し=米中首脳会議の結果を注視、週明けは米経済指標発表続く

2019/06/28 17:27

 予想レンジ:1ドル=104円80銭−108円30銭

 24−27日のドル・円は上昇した。週明け24日の為替市場は、手掛かり材料が乏しく、1ドル=107円台半ばでもみ合い。25日は、トランプ米大統領が日米安保条約破棄の考えを側近に示していたと報じられ、ドル・円は一時1ドル=107円台を割り込む場面があった。26日は、29日の米中首脳会談を前に、通商問題に関する協議が進展するとの見方が広がり、ドル買い・円売りが優勢となった。27日のドル・円はもみ合い。週末の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を前に様子見ムードが強かった。

 目先は、29日に行われる米中首脳会談の内容や結果が重要となる。もっとも、追加関税措置等の応酬を見直す合意まで進む可能性は低いと見られ、市場の期待値はそれほど高くない。

 7月1日の週は米重要経済指標が多く発表される。6月ISM(供給管理協会)製造業景況指数、6月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計、6月ISM非製造業景況指数、6月雇用統計などが発表される予定。FRB(米連邦準備制度理事会)の7月利下げ観測を後押しする弱い内容となればドル売り要因となるが、同時に金融緩和を背景とした米国株式市場への資金流入期待からリスクオンの動きが広がった場合、ドル・円の下値は限定的となりそうだ。米6月雇用統計は、前月が弱い内容だったことから、米年内利下げ観測につながったものの、6月は強い予想となっており、ドル・円のサポートとなる可能性もある。

 ドル・円の上値メドは25日移動平均線が控える108円30銭近辺。下値メドは1月に付けた年初来安値の104円80銭近辺。

提供:モーニングスター社