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<新興国eye>前週の上海総合指数、中銀景気支援策や米中緊張緩和で5週続伸=BRICs市況

2020/01/06 10:35

 前週(19年12月30日−20年1月3日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の3日終値が12月27日終値比2.62%高の3083.786となり、5週続伸した。1月1日は元旦で休場だった。

 週明け12月30日の指数は反発して始まり、新年の初取引となった1月2日まで3営業日続伸した。

 30日は、中国人民銀行(中銀)が1年物ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)を銀行の変動金利融資の新しいベンチマークにすると、発表したことを受け、企業の借り入れコストが低下するとの思惑で買いが優勢となった。31日も米中緊張緩和ムードの中、小高く推移した。

 1月2日は、新年最初の取引でトランプ米大統領が米中通商協議の第1段階合意の調印式を1月15日に行うと表明したことや、中国人民銀行の預金準備率の引き下げによる景気支援が好感され、買い優勢となった。

 週末3日は4営業日ぶりに小反落した。米空爆でイランが支援するイラン革命防衛隊コッズ部隊の司令官らが殺害されたことを受け、米・イラン緊張増大が嫌気された。また、中国の主要企業が20年の業績見通しを発表し始めたことで企業決算への懸念が強まった。

 今週(6−10日)の株式市場は、引き続き米中通商協議や米・イラン緊張増大、英・EU(欧州連合)離脱協議の第2段階交渉などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は6日の19年12月財新サービス業PMI(購買担当者景気指数)や9日の12月CPI(消費者物価指数)・PPI(生産者物価指数)など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社