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シャノン、セミナーや展示会のオンライン化ニーズ取り込む、ウィズ・コロナで需要拡大

2020/06/03 15:03

(08/11 15:00) 現在値
ブイキューブ 1,398 +12
シャノン 2,467 +117

 シャノン<3976>が3日、前日比400円ストップ高の2060円を付け、およそ2年ぶりの水準まで買われた。2日にインターネットによるオンラインセミナーの開催支援で、ビデオ会議システムのブイキューブ(Vキューブ)<3681>と提携すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、展示会をバーチャル化するサービスの引き合いも強まっている。

<Vキューブと提携、ストップ高>

 シャノンはサブスクリプション型の業務クラウドサービスと、イベントのシステム支援が主力。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業の顧客向けセミナーや採用説明会といった会場に人を集めるイベントの代替ニーズを取り込むべく、Vキューブと連携する。

 シャノンはオンラインセミナーに必要な申込フォーム作成から受付管理、資料のダウンロードといった機能を盛り込んだプラットフォームを展開し、セミナーの運営、管理をめぐる煩雑な作業の自動化を支援する。ブイキューブもオンラインセミナーの配信システムで豊富な実績を持つ。

<イベントサービス引き合い急増>

 一方、日本最大のIT見本市「シーテック」が新型コロナの影響で今年はオンラインで開催される見通しとなるなど、ウィズ・コロナ(新型コロナとの共生)の時代の販促活動の一形態として、インターネットによる「バーチャル展示会」への注目度も高まりつつある。シャノンはこうした取り組みを支援するイベントサービスを提供しており、問い合わせ件数が足元で急増。同社の友清学・取締役は、「4月は100件を上回り、5月もその1.5倍程度に増えた」と話す。

 同社のシステム支援事業は、短期的にはリアル型のイベントの相次ぐ開催中止が逆風となる部分もある。ただ、代わって増えているオンラインイベントは急場しのぎにとどまらず、中・長期的にも市場が拡大する可能性が高く、同社は商機ととらえて注力していく方針だ。

提供:モーニングスター社