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日経平均は130円安と反落、売り一巡後の戻り限定、国内の新型コロナ感染拡大への警戒感も=14日後場

2021/04/14 15:33

 14日後場の日経平均株価は前日比130円62銭安の2万9620円99銭と反落。朝方は、売りが先行した。13日の米国株式は高安まちまちながら、円高歩調とともに取引開始前に発表された2月機械受注の下ブレも重しとなった。きのう大幅反発した反動から利益確定売りも出やすく、前場の早い段階で2万9567円18銭(前日比184円43銭安)まで下落した。一巡後は、値がさハイテク株の一角が堅調だったこともあり、下げ渋ったが、戻りは限定され、大引けにかけて上値が重くなった。決算控えで様子見気分のなか、国内での新型コロナウイルス感染拡大への警戒感も指摘された。

 東証1部の出来高は10億3628万株、売買代金は2兆2534億円。騰落銘柄数は値上がり739銘柄、値下がり1376銘柄、変わらず76銘柄。

 市場からは「朝安後は大して戻せず、売買代金も膨らまず、見送り状態だ。日本の新型コロナ感染者数は米国などと比べ絶対数が少ないとはいえ、足元では感染者が増加傾向にあり、気掛かりだ。感染拡大の波が強まれば、経済正常化への期待も後退する」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽<9107>などの海運株が軟調。東レ<3402>、ユニチカ<3103>などの繊維製品株や、住友鉱<5713>、三井金<5706>などの非鉄金属株も安い。東電力HD<9501>、関西電力<9503>、大ガス<9532>などの電気ガス株や、出光興産<5019>、ENEOS<5020>などの石油石炭製品株も売られた。近鉄エクス<9375>、三菱倉<9301>などの倉庫運輸関連株や、大成建<1801>、大林組<1802>などの建設株も値を下げた。

 半面、日本製鉄<5401>、JFE<5411>などの鉄鋼株が堅調。ニコン<7731>、HOYA<7741>などの精密株も高く、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も引き締まった。西武HD<9024>、京成<9009>などの陸運株や、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、東芝<6502>などの電機株も買われた。

 個別では、グレイス<6541>、リテールP<8167>、メディアドゥ<3678>、Jフロント<3086>、パルGH<2726>などの下げが目立った。半面、日電子<6951>がストップ高となり、フィルC<3267>、セラク<6199>、前沢工<6489>、EJHD<2153>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。

提供:モーニングスター社