株式ニュース



<新興国EYE>台湾のインターネット普及率が70%に到達

2011/09/01 16:55

 台湾でインターネットの総人口に対する普及率が70%に達した。台湾の行政院新聞局のニュースサイト「Taiwan Today」が伝えている。ネットマーケットの調査会社、米Miniwatts Marketing Groupの11年6月時点での調査によるもので、この水準はアジア圏において韓国の80.9%、日本の78.4%、シンガポールの77.2%に次いで第4位となる。ちなみに、同調査グループの開示データによると、中国のネット普及率は36.3%、全世界での平均は30.5%にとどまる。

 台湾のネット人口は2000年時点での626万人(当時の普及率は28.1%)から、11年には約2.6倍の1615万人(同70.0%)へと急拡大したことになるという。ネット普及率は該当国のネットサービスや関連市場の成熟度を測る基本指標ともとらえることができ、同サービスの商機が広がっていることを示していると言えるだろう。前述の調査会社では、台湾のEコマース(電子商取引)の取引高は10年時点で2596億台湾ドル(約6900億円)だったところ、11年末には3256億台湾ドル(約8600億円)まで達するとの試算を提示している。

 台湾の産業では電子機器や半導体製造などの分野が注目されがちだが、ネットサービス分野でもビジネスチャンスは多そうだ。特に日本と台湾はサブカルチャーをはじめ文化面での親和性の高さを指摘する声もあり、日本のネットサービスやコンテンツ系企業の進出といった話題には目を光らせておきたい。

提供:モーニングスター社